被写界深度というのは、ピントの合っている範囲のことで、
被写界深度が浅い…ピントが合っている範囲が狭い状態
被写界深度が深い…ピントが合っている範囲が広い状態
のことを指します。
デジカメは、フィルムの代わりにイメージセンサで画像を記録します。
フィルムは35mmが基準なのですが、イメージセンサは35mmより小さいことが多く、被写界深度に影響が出ます。
【作例】
ISO100、F2.8、シャッター速度1/4、焦点距離 約75mm(35mm換算)で撮影。
比較用に画像サイズだけ1600×1064になるようにPhotoshopで調整。
α350 (イメージセンサのサ イズは23.5×15.7mm)
FZ10(イメージセンサのサイズは5.72mmx4.32mm)
こう、見ても分かるとおり、35mm換算の焦点距離が同じ場合、イメージセンサのサイズが大きい方が被写界深度が浅いんですねー。
イメージサークルのサイズが小さいと、レンズの焦点距離が短くなるからなんです。
35mm換算焦点距離と言われる物は、実際の焦点距離ではなく、あくまで 「画角」 を指したもので、ホントの焦点距離は違うのでこういう事が起こります。
被写界深度の浅い写真を撮りたい場合は、イメージセンサが大きい方が有利です。
コンパクトデジカメの場合だと、ピンぼけ減らすためにあえて被写界深度を深く、という計算もあるみたいです。
先日、いわゆる普通のデジカメでレースの撮影したら80%が風景にピントが合っていましたw クルマは当然ボケてましたwww
> すなさん
動いてる被写体は、三脚使って置きピンしないと大変じゃないですか?w
最近のデジカメだと動体予測AFもあるけど、レースの速度だと辛そうですしねえ。